風待月 2021
今年もやはり猛暑の気配なのだそうですが、既に暑さにやられ気味です。
ステイホームで、ただでさえポンコツな調整機能が更にダメになってきてる気がします。
適応気温は15~20度くらいですかね……。
ともあれ、少しでも涼しいうちにお出かけを!
という感じで、行き慣れた大船フラワーセンターへ突撃した上旬は、花菖蒲が咲き始めていました。
あまり品種の違いとかが分かるような見る目を持っている訳ではないのですが、花菖蒲は何となく雰囲気がわかるような気がして見ていてとても楽しいのです。
多彩な雰囲気がする大船系から瑞相という品種です。
こちらは花菖蒲と聞いてイメージする花色といった感じがしますね。
ふんわりとした花弁が華やかな感じがする肥後系の新朝日の雪という品種は、八重咲きも相まってかなり華麗な雰囲気。
白地に紫のかすりという配色は、なかなか粋な感じもします。
長井系は颯爽とした趣がするのですが、今回綺麗だったのは野川の辺りという品種。
品種名が示すように、川辺に群生していると美しいだろうな、と情景が浮かぶ感じがします。
花菖蒲に別れを告げて、次に向かった先でちょっと目を引いたのがダリアです。
ワタクシ不勉強なもので、ダリアというと小ぶりの可愛らしいイメージしかなかったのですが、今回見かけたダリアはかなりの大型。
風格漂う黄河という名に負けない迫力たっぷりの花振りに、普段はあまり写真を撮ることない花色だということを吹き飛ばす勢いで写真に収めてしまいました。
さて、フラワーセンターにお邪魔したのは、まだアジサイには少し早かったのですが柏葉アジサイとヤマアジサイを見ることができました。
なかなか週末が晴れやかにならず、今年のアジサイはこれだけかと思うのですが、それでも好きな柏葉アジサイとヤマアジサイが見ることが出来たのはラッキーでした。
暑さに加えて湿気のダブルパンチも、こうした花々を眺めて少しでも気分を上向きにして乗り切りたいところ。
来月も麗しい花に出会えることを心の支えに、梅雨を越えたいです。